丸三綿業が1%の可能性を紡ぐ。今だからこそ注目したい富岡シルクに触れてきた。

富岡製糸場がニュースになってから色々な歴史的背景を知ることになったんですが、そこで注目したいのが「富岡シルク」というブランドです。

現在では国内に流通しているシルクの99%以上が外国産のシルク。外国産の繭や生糸を使っても、国内で製作されたものは日本製や国産と表記することができるので、日本の伝統と文化を受け継いでいる純正のものは1%以下ということになりますね。

今回、ご縁あってシルクの新しい形を開発した丸三綿業さんと、そこで開発された「シルクフィル」を使った商品を手掛ける「眠り製作所」のプレジールさんにお邪魔してきましたのでレポートしたいと思います。

丸三綿業工場見学

■シルクフィルとは?

シルクは4大天然繊維(絹、麻、木綿、羊毛)の一つで、蚕の繭から取り出した天然繊維。4,700年以上前の中国の遺跡から絹織物が発見されるほど、昔から使われていた繊維のようです。

シルクという素材の認知率はほぼ100%でしょう。しかし、シルクを使った商品は見たことはあるけど、素材自体をちゃんと見たことがない人の方が多いのではないでしょうか。

そして、特許技術である「シルクフィル」が今までのものとどう違うのか。ここがポイントです。

silkf_002

通常「真綿(シルクの綿)」を使っている商品は、蚕の繭をそのまま広げ綿状に加工しています。

しかし、シルクフィルはというと、いくつかの繭から糸を引き、切ることなく束ね1つの形にしていくものなのです。

結果、繭を引き延ばした真綿よりもふわっとした仕上がりになり、保温効果、体へのフィット感、軽さが圧倒的に変わるようです。

また、枕や布団などに商品化した際に、いくつもの真綿を枕に詰めるわけではなく、1本の糸から1つの形になっているシルクフィルの方がへたれにくく、繭特有のにおいもないというのが魅力ですね。

下の写真の左側が「真綿」で、右側が「シルクフィル」です。もう、見た目でその軽さが伝わるかと思います。

  • 真綿は「繭をそのまま引き延ばしたもの」
  • シルクフィルは「繭から糸を引き、切ることなく束ね1つの形にしているもの」

その違いがわかると思います。お話によると、1,500mくらいの1本の糸を束ね、1つの形にしているものもあるんだとか。

丸三綿業_富岡シルク真綿とシルクフィル

それにしても1本が本当に細い!見えますかね?

繭の糸ってこんなに細いんですが、それを束ねる技術を開発し、シルクフィルとして生まれ変わったんです。

IMG_8777

さらに、繭の糸を切断することなく束ねているからこそ伸縮性もある。そして、真綿は表面の成分が落ちてしまうので洗濯することができませんが、シルクフィルは洗濯可能になります。(商品によります)

ここらへんも特徴的ですね。

丸三綿業_富岡シルク4

ちなみに、丸三綿業は愛子様のご誕生時に新生児用ベッドパット、ゆりかご用パットを献上されているそうです。それくらい信頼のあるシルクを手掛けている、と考えてよいですよね?

■丸三綿業工場見学!

今回は、特別に丸三綿業の工場の中を見学させてもらいました。

下のような写真の規模の数百倍の規模で高速で糸が引かれていき、精錬してシルクフィルとなります。

IMG_8778

その後、製品として使うために引き延ばしていきます。この状態でも十分肌触りも良く気持ちがいいのですが、ここから「棒状の綿」を作っていきます。

丸三綿業工場見学10

▼複数の職人により引き延ばされていきます。

丸三綿業工場見学11

▼伸ばされたシルクフィルはいったん箱の中へ

丸三綿業工場見学12

▼棒にシルクフィルをまきつける作業

丸三綿業工場見学13

下の写真は、眠り製作所で販売している「シルクフィル掛布団(ハーフ)」を作っている様子です。ひとつひとつが手作業。シルクフィルを綺麗に敷いていきます。

丸三綿業工場見学5

丸三綿業工場見学4

丸三綿業工場見学2

こうして出来上がった製品が「眠り製作所」が提供するこだわりのシルクフィル製品となるわけです。

眠り製作所シルクフィル製品(公式ページへ)

■まとめ

シルクという素材は、昔からありながらも「扱いにくさ」「価格」などによって、あまり触れることができなかった素材だったので、今回の見学はかなり貴重な体験となりました。

また「素材に触れることの大切さ」というのは、ものすごく重要。

製品になってしまってからじゃ体験できない部分だからこそ、何とか表現したい。テキストでは伝わらない触った時の衝撃と言ったら・・・。

暖かさを感じるのに重さはない。

この感覚を体験できる機会を是非作ってほしいですね。

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※今回の旅は、株式会社プレジールさんがシルク製品のすばらしさを知って欲しいと招待頂いたもので、旅費を提供していただいたほか、社長の登坂さん自ら群馬の魅力を案内していただきました。
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執筆者プロフィール

ナルミヤ・インターナショナルで子供服に携わり、その後AMNにてソーシャルメディアを勉強(2014年11月に卒業)。育児に仕事に、勉強中です!ブログを通じて、色々な方とお話しできると嬉しいです。ブログのプロフィールはこちら

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