西洋の技術と日本の伝統を融合した富岡製糸場の世界観に触れる。

6月の世界遺産委員会で登録の可否が決定すると言われている「富岡製糸場」に行ってきました。

養蚕(ようさん)が盛んで生糸の原料である繭が確保できる富岡に、外国人指導による工場建設を行った歴史的背景はもちろん、当時の日本とはちょっと違う建物の雰囲気など楽しんできました。

ちなみに、富岡製糸場に行くだけだともったいないので「地域レポート」ということで、お勧めの場所や食事処なんかも追ってレポートしたいと思います!

1本目のレポートは、富岡製糸場フォトレポート!

富岡製糸場_i

■富岡製糸場の基本情報

アクセスとしては、電車か車になります。電車の場合は、高崎駅で上信電鉄に乗換え上州富岡駅下車。そこから徒歩約15分になります。富岡製糸場へは、東京方面からだと新幹線を使って約2時間くらいかかりそうです。

移動だけを考えると車がお勧めですね!富岡製糸場はガイドさんの無料ツアーに参加して全部まわっても40分くらいなので、是非富岡地域やその他地域なんかも寄ってみてください。

車の場合気をつけなくてはいけないのが、駐車場。公式ページには、上州富岡駅近くの無料パーキングのほかに、P1~P3まで紹介されています。

しかし、実は地元の駐車場もあるようで、下の地図にはありませんが「富岡製糸場とP3の間」にあるパーキングが、富岡製糸場にも近いし、料金も安くてお勧めです!(2014年6月12日現在で、終日使っても500円)

富岡製糸場アクセスマップ

見学料は下記の通り。個人的にはもっとかかると思っていたので、手ごろ感がありました。また、地域の勉強や歴史に触れるという意味では、学生は250円以下というのはいいですね!

ちなみに、平日はさほど混んでいませんでした。世界遺産に登録されると一気に込みそうな気がしますね。

富岡製糸場_見学料

富岡製糸場では、無料で場内解説をしてくれるツアーがあります。ツアーと言っても特に予約などはないので、時間に合わせて集合してください。意外と知識量に差があるようで、すでに数回来ている方に聞いたところ「以前はこんな話もしてくれた!」と教えてくれました。

また、適宜質問もOK。ガイドの方とのコミュニケーションから新しい情報が生まれたりするので、気になることは是非聞いてみてください!

もちろん、事前に公式ページなどで情報収取しておくとより面白くなると思います。

富岡製糸場_無料案内

■富岡製糸場の中に入ってみよう

富岡製糸場内でまず気になったのが、煉瓦で造られた建物。1872年(明治5年)という時代で、こんな大きなレンガ造りの建物って存在したんだ?!と思っていましたが、よく考えればこの工場の総合指導者「ブリュナ」と建物の設計に携わった「バスティアン」はどちらもフランス出身。

富岡製糸場内の主要な建物は、木の骨組みに、壁に煉瓦(れんが)を積み入れて造る 「木骨煉瓦造」で建てられていて、煉瓦という西洋の新しい材料を取り入れながら、屋根は伝統的な日本瓦で葺ふくなど、日本と西洋の建築技術を融合して建てられたそうです。

この純和風でもなく、純海外仕様でもないこの造りが魅力的でした!

富岡製糸場

せっかくなので、ガイドさんに案内してもらった順番にご紹介できればと思います。

ちなみに、場内にある繰糸場、東・西繭倉庫、 外国人宿舎(女工館、検査人館、ブリュナ館)等の主要建物は国指定重要文化財に指定されていて、ほぼ創業当初の状態で良好に保存されているんだとか。

そして、劣化した部分からは建物の歴史を感じますね。

▼場内マップ

富岡製糸場_MAP

まず目に入ってくるのが、富岡製糸場の入口からすぐ見える「東繭倉庫」。

煉瓦と瓦の組み合わせも見てほしいのですが、個人的には「劣化」している部分をみてほしいですね。傷跡こそ歴史を感じることができると思いますし。

また、窓の形や扉も不思議な位置に、不思議な形で造られていません?ガイドさんが詳細を教えてくれるので是非聞いてみてください。

現在は、繭倉庫の一部を使って資料館や売店などが入っています。

富岡製糸場_東繭倉庫4

富岡製糸場_東繭倉庫2

富岡製糸場_東繭倉庫

下の写真は、東繭倉庫をくぐったところにある「乾燥場」。

なんと、この場所については建物自体が崩れてしまったそうです。ただ、文化財として指定されている以上、修復しよう!と簡単にできるものではないそうです。ガイドの方曰く、当分はこのままの状態が続くかもしれないとこと。

富岡製糸場_乾燥場2

富岡製糸場_乾燥場と煙突

こちらは、繭から糸をとり紡ぐ機械が入っている「繰糸場」。

なんと、長さは約140.4mととても長い!幅12.3m、高さ12.1mのこの建物は、当時、世界的にみても最大規模の物だったようです。横から見るとその長さがわかりますね。そして、繰糸場の中に入るとその機械と建物の造りに目を奪われました。

富岡製糸場_繰糸場2

富岡製糸場_繰糸場

下の写真が、繰糸場内。左右にビニールのかかったものがあると思いますが、これが「自動繰糸機」になります。これを使って今まで手作業だった繰糸作業を自動化したわけです。

約140mの繰糸場にずらっと繰糸機が並んでいるわけなんですが、下の写真をみて何か気づくことありませんかね?

実は建物のつくり上、縦のに伸びる骨組みが内側に1つもないのです。これは、大きな機械を簡単に入れるための工夫なんだとか。

富岡製糸場_繰糸場内

富岡製糸場_機械図

富岡製糸場_繰糸場内4

富岡製糸場_繰糸場内3

次に、総指導者として明治政府が雇ったブリュナが住んでいた館。一般の方は中には入れないようですので外観のみになります。この館も他の建物と同様、煉瓦と瓦で造られていますね。

富岡製糸場_ブリュナ館

木の柱などはやはり表面がはがれてきてしまっていますが、とても雰囲気のある建物でした。

富岡製糸場_ブリュナ館2

富岡製糸場_ブリュナ館3

主要な部分をご紹介しましたが、見学できる建物は全部で10か所になっています。無料ツアーに参加していれば各所でのガイドさんの説明も聞けますし、時間があれば是非資料館にも足を運んでみてください。

■富岡製糸場のお土産について

富岡製糸場内にある売店では、シルクにちなんだお土産が売られています。人気商品は「シルクフィル」と「シルク石鹸」なんだそうです。

特にシルクフィルは、手の上に乗せただけで暖かさを感じるのに、重さは感じないというとても不思議な素材。しかも、美容効果もありフェイスマッサージなんかに使うと良いんだとか。

※シルクフィルについては別途レポートします!

富岡製糸場の歴史を感じ、またシルク自体の歴史にも触れられるととても良いと思います!

そもそも、富岡シルクって知ってましたか?触ったことありますか?もし初めてだとしたら、衝撃を受けると思います(笑)

IMG_8755

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※今回の旅は、株式会社プレジールさんがシルク製品のすばらしさを知って欲しいと招待頂いたもので、旅費を提供していただいたほか、社長の登坂さん自ら群馬の魅力を案内していただきました。
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■今回の撮影について

今回の撮影は、EOS Kiss X7とシグマ30mm F1.4 DC HSMの組み合わせで撮影しています。また、本記事で公開している写真は、カメラ内で「油彩風」という加工を行っています。コントラストが強く表現されていますので、実際の色味と少々違います。

▼撮影機材はこちら

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執筆者プロフィール

ナルミヤ・インターナショナルで子供服に携わり、その後AMNにてソーシャルメディアを勉強(2014年11月に卒業)。育児に仕事に、勉強中です!ブログを通じて、色々な方とお話しできると嬉しいです。ブログのプロフィールはこちら

※本ブログは個人の見解であり、所属する組織の公式見解ではありません。

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