皆さんは「アメリカン・エキスプレス」と聞くとどんなイメージを持たれるでしょうか?
私のイメージは「高級感」「高所得者」「ステータス」といった1つ上のカード会社というイメージで、手が出しにくいというイメージを持っています。
1つの例を出せば、やはり年会費でしょう。オーソドックスなカードでも年会費は12,000円~となっており、今回のテーマである「プラチナ・カード」ではさらに上をいくことになりますので、ほかのカード会社よりも高く見えてしまいがちです。
そう、見えてしまいがちなのです!
カードそのものはお金を払うためだけのツールかもしれませんが、カード会社としてみれば実は全く別のパートナーになりえるんだなぁと、今回のイベントを通じて実感しました。
アメリカン・エキスプレスがどんな会社なのか、アメリカン・エキスプレス・インターナショナルの日本の代表を務める清原氏と、同社トラベル・ライフスタイル事業部門 副社長の武蔵氏にお話を聞いてきましたので、ぜひ読んでみてください。
※写真:American Express International, Inc. 日本の代表を務める清原氏
アメリカン・エキスプレスの原点。
アメリカン・エキスプレスは、米国ニューヨーク州で1850年に創立。日本においては、1917年に横浜に支店を開設し、2017年には日本支社創業100周年になる老舗会社です。
上の写真は創立当時のロゴで、「お客さまを守る」という意味を込めて「番犬」をロゴにを採用。この「お客さまを守る」という想いが、現在のサービスにいきづいているとのことです。
また、アメリカン・エキスプレスといえば「コンシェルジェ経由でホテルを予約したら、満室といわれていたホテルも予約できた!」という話もよく聞きます。
これは、長きにわたり世界中でアメリカン・エキスプレスが培ってきた信頼の証ですよね。
第一次世界大戦時には、ヨーロッパで立ち往生した旅行客の帰国を手伝うなど、色々な状況下で様々なサービスを提供して来たそうです。
「私だけのベスト」を一緒に考えてくれる!
アメリカン・エキスプレスのサービスは多岐にわたりますが、一番印象強いのが旅行におけるサービス。
例えば、アメリカン・エキスプレスのカードと航空券を見せることで空港のラウンジが利用できたり、手荷物無料宅配サービスや、エアポート送迎、パーキングサービスが利用できます。
このカードが一枚あるだけで、旅のクオリティがグッと上がるのです。
さらに、カードクラスを上げることで使える「プレミアム・サービス・デスク」では、「私だけのベスト」を一緒に考え提案してくれるのです!
しかも、高級なイメージがあるからこそハードルが高いと思われがちですが、実は「格安ホテルを探してほしい」というお願いももちろん可能。
私たちカード利用者が望むことは、いつも高級レストランというわけではありませんよね?
ユーザーの要望に合わせて柔軟に対応してくれるということを、ユーザー側も知っておくことが重要なんだなぁと思いました。
老舗だからこそのノウハウを発揮するプレミアム・サービス・デスク。
アメリカン・エキスプレスといえばやはりコンシェルジェサービスの充実が最大の特徴とのこと。
これは、日本において約100年もの間お客さまのニーズに応えるべくコンシェルジェが対応してきた経験やノウハウは、どこにも負けない特徴といえるのではないでしょうか。
私も経験がありますが、旅にせよレストランの予約にせよ、選択肢が多すぎてどれがベストなのかわからなくなってしまうこともありませんか?
正解が決まっていないから悩んでしまうもので、その相談役がコンシェルジェというわけです!
日本人は悩んでしまうことが特に多いようで「お好きなタイミングで、お好きなものをご自由にご注文ください」よりも「本日のおすすめはこのコースです」と勧められた方がスムーズだと思ってしまいます・・・!
信頼が厚いからこその対応が最大の武器!
コンシェルジェは私たちカードユーザーの相談役であり、様々な問題や課題を解決してくれます。
「これくらいの予算でハワイ旅行がしたい」
「彼女にプロポーズをしたいがお店が決まらない」
そんな質問に対し、情報誌に載っているような情報を提供するのではなく「ハワイには誰と行くのか」「現地で何をしたいのか」「彼女の趣味は何なのか」「過去、彼女が喜んだシーンはどんなシーンか」など親身に相談に乗ってくれるそうです。
そして、ここからがアメリカン・エキスプレスのすごいところ。
ホテルやレストランと連携して、最適なプランを考え提案してくれるのです!プランを考えることはもちろんのこと、それを実行するまでサポートしてくれるからすごいですよね。
これは、世界中のホテルやレストランからの信頼が厚いからこそ成せるアメリカン・エキスプレスの最大の武器だと思います。
▼コンシェルジェの4つの強み
- お客様のニーズをできる限りインプット!
- 蓄積された経験とノウハウでベストを一緒に考えてくれる!
- 海外に行くときは、アメリカン・エクスプレスの海外ネットワークが重宝!
- その上で、ベストを提案してくれる!
ちなみに、人命がかかっていた事態には、ヘリコプターを飛ばすケースもあったそうです。
何十年も24時間365日対応していて、コンシェルジェとしてのノウハウも、ホスピタリティもある。
ユーザーは、このためサービスを受けるために、年会費を払っているといって間違いないでしょう!
今後のアメリカン・エキスプレスについて
カードユーザーにとってベストなサービスを提供するのが使命。
そこで「アメリカン・エキスプレス おすすめコレクション」を作りたいそうです。高級だけじゃない特別な場所を提供できるよう、日々考えているんだとか。
アメリカン・エキスプレスの敷居が高いのは、イメージですか?年会費ですか?
私は、カード会社が自分のパートナーになることの心強さは、現代の生活の中で必要になってくるように感じています。
その時の選択肢として、アメリカン・エキスプレスは必ず候補にあがってくるのではないでしょうか。
今回お話を伺ったお店について
今回、お話を伺うためにお邪魔したのは、日本各地の郷土料理や家庭料理を時代に合わせ「現代の日本食」として再現する「HIGASHI-YAMA TOKYO」。
このお店も、今後アメリカン・エキスプレス おすすめコレクションの候補に入るかもしれませんね・・・!
丁寧でおいしい料理と、静かで雰囲気抜群のこのお店は、非常に魅力的な場所でした。