表だけが顔じゃない。老舗人形店「人形師 原孝洲(はらこうしゅう)」の新しいお店づくりに注目!

ひな人形や五月人形などを購入するときは、どのような部分をポイントにしていますか?「見た目」「収納のしやすさ」「金額」など、様々なポイントがあると思いますが、私が人形を購入するときに百貨店や人形店で思ったことは「正面からしか見えない!」ということ。

スペースの問題や棚の形の問題でしょうがないと思うのですが、階段状に飾られているというか・・・。

今回、2013年11月7日(木)東京・浅草橋にグランドオー プンする老舗人形店「人形師 原孝洲(はらこうしゅう)」に、一足早くお邪魔させていただきましたのでご報告したいと思います!人形も人と同じで見る角度で色々な表情があるんだなぁ言うことを実感させてもらいましたよ。

人形師 原孝洲が手がける人形は丸い輪郭が特徴的な可愛らしい日本人形です。オリジナルの丸い輪郭は、初代から受け継がれている歴史あるもので「赤ちゃんお顔」を思わせるような表情になっているとのこと!「何か・・・息子の顔に似ている?」と、思い息子の写真も撮影して比べちゃいましたよ!

色々な角度から人形を見たことがありますか?人形のこだわりを聞いたことがありますか?

IMG_3669

■人形を色々な角度から見ることができる店内をご紹介

まずは、1階からご紹介したいと思います。パッと見て「ん?」と思ったわけですがお気づきでしょうか?展示用に使われているテーブルが低いのです!写真の奥に女性がいると思いますが、膝くらいの高さになっていることがわかると思います。

これは「人形を色々な角度から見てほしい」「人形の細部まで見てほしい」という想いからこのような作りになったんだとか。また、背中側に屏風などのが置かれているのをよく見ますが、ここではその展示をしていません。なので、空間として圧迫感がなくとても居やすいなぁと感じました。

また、低い位置にあるからこそ人形の色々な部分が自然と目に入るとでも言いましょうか。自然な形で色々な配慮がされている店内でした。

人形師 原孝洲店内

2階にも人形たちがずらりと並んでいるんですが、やはり私が知っている「人形売場」とは雰囲気が違うというか・・・。圧迫感がなくお落ち着きのある店内になっていたと思います。

決して人形に詳しいわけではありませんので、どの人形にどんな意味があるのかなどは全くわかりません!ただ、私の前に入っていた方々の会話を聞いているとかなり詳しく丁寧に教えてくれていました。

やはり、百貨店と専門店の対応は違いますね!さらに、人形店「人形師 原孝洲(はらこうしゅう)」の歴史や技術、こだわりなどの話を聞いたうえで人形を見ると、また違う見え方がしてとても楽しかったです。

IMG_3708

2階には、赤ちゃんを連れてきてもゆっくりと店内を見ることができるように授乳室が用意されています。これは嬉しい配慮です!

IMG_3710

※今回の店舗設計は、店舗デザインやプロデュースを専門とするスーパーマニアックが担当。

■スマートフォンアプリを使った新しい人形の買い方に注目!

人形師 原孝洲(はらこうしゅう)では、指定のアプリを起動したスマートフォンをカタログにかざすと「人形が浮き出る」という新しい取り組みを行っています。家での設置イメージを確認することができるようになる予定とのことです!(AR技術)

アプリは現在最終調整中ということで「2013年12月には展開し始めたい!」とのことです。決して安い買い物ではないですし、子どものために最高の人形を用意したいから人形師 原孝洲に訪れているわけですから、「サイズやイメージが合わなかった・・・」みたいな買い物は、絶対に避けたい!

そんな時に役に立つのがこのスマートフォンアプリというわけですね。詳細はリリースされたらになってしまいますが、イメージはこんな感じです。サイズ感やイメージが鮮明に表現できれば、購入の際にかなり役に立ちそうです。

IMG_8458

※写真はイメージです

■写真を撮る手が止まらなかった人形たち。

今回、意外と写真を撮ってしまいブログでどれを使おうか悩んでしまうくらい撮影しました。

色々な角度から撮影でき、撮影してみると細部のつくりやいつもは確認しないところまで見ることができて「ほほぅ・・・」と眺めるばかり(笑)人形は正面だけがすべてではないですからね!

「普段は見えないところもちゃんと仕事をしていることを評価する」

当たり前のことなのかもしれませんが、それが作り手への感謝の気持ちになればと思います。

余談ですが、アパレルメーカーにいた時も「見えないお洒落は、見えないから意味がない」という意見を言われたことがありますが、それを評価してくれる人がいるからこそ「見えないお洒落」と呼ばれているわけなんですよねぇ。

不意にジャケットを脱ぐことになった時、 あなたは何を着ていますか?

と、そっちの話は別でまとめるとして、人形師 原孝洲の人形たちをご紹介したいと思います!

IMG_3713

IMG_3714

「デザイン性」とでもいえばいいのでしょうか。細かい部分まで見ていくと、たくさんの色を使って出来上がっているのがわかりますね。それでいてこの完成度(まとまり感)ですから・・・。日本の伝統って本当にすごいんだなぁと感じましたよ。

桜の花だけではなく、花弁が舞っているようなデザインが本当に細かい。扇子には松(?)が描かれているのかな。

IMG_3721

▼松だけではなく違う花や鳥も描かれています。

IMG_3720

こちらも桜の花だけかと思いきや、少しデザインの違う花も入っていますね。こういう部分は、細かく見れば見るほど魅力を感じてきますねぇ。

IMG_3676

「黒とピンクの愛称が良い!」というのはは昔からあったというのか・・・。ピンクが女性の色というわけではない!ピンクが似合う男児が良いと思います(笑)

IMG_3722

■見る人の心を和ませる表情の作り方について

あどけなさを表現するために「顔のパーツの位置を中心に寄せる」「口角は上げる」などの工夫は人形毎に考えつつ、共通の特徴として目を筆で描く「笹目」があります。

「笹目」については片方の目を描きあげるのに、墨の濃淡を変えながら、上まぶたから瞳、下まぶたへと30~50本も線を描くんだとか。瞳もわずかな強弱を重ねて描き出すという技法で描かれているそうです。

この笹目技法は一人前になるまでには10年を要し、一筆一筆描くため同じ人形はできないとのこと!また、髪の生え際を描く時には筆を回転させ自然さを出したり、口紅は、濃淡2色の朱を使って唇の立体感を表現しているそうです。

手作業だからこそ出せる魅力がここにはあるのです。

IMG_3705

IMG_3684

▼「赤ちゃんお顔」を思わせるような表情ということで、撮影。丸みがいいね丸みが。

IMG_3724

■木目込みという何十年も形が崩れない技法について

桐塑(とうそ)という粘土の一種で作った胴体を乾かしたヌキと呼ばれるものに溝を掘り、その溝に布を木目込んでいくという技法が大きな特徴の1つとのことです。

何十年経っても衣装の曲線が崩れず、長く人形を楽しめるような仕上がりになっているとのこと。

IMG_3689

IMG_3691

色々と特徴を書いてみましたが、結局のところ「目で見ることが一番理解できる!」ということですね。

歴史や技術に触れたうえで人形を見ることができれば、普通に人形を買いに行ったときの印象とは全く違うと思いますよ!しかも、人形を見るために最適化されている「人形師 原孝洲(はらこうしゅう)」ですからね。

気になったら、まずは目で確かめることから始めるのをお勧めします!

老舗人形店「人形師 原孝洲(はらこうしゅう)」のご紹介でした!

スポンサードリンク


▼ TiMEZ更新中!▼


ご興味あれば下記の記事もどうぞ!

▼スポンサードリンク

関連記事

執筆者プロフィール

ナルミヤ・インターナショナルで子供服に携わり、その後AMNにてソーシャルメディアを勉強(2014年11月に卒業)。育児に仕事に、勉強中です!ブログを通じて、色々な方とお話しできると嬉しいです。ブログのプロフィールはこちら

※本ブログは個人の見解であり、所属する組織の公式見解ではありません。

「日経DUAL」で連載

担当子ナビ

ピックアップ記事

  1. 建築設計事務所が考える収納家具ブランド「margherita(マルゲリータ)」のショールームに行ったら急に書斎がほしくなった!(AD)

▼スポンサーリンク

「F」&「T」

Facebookページ
twitter

まとめ。

ママに読んでほしい記事
パパに読んでほしい記事
プレゼントをお探しの方

Amazonファミリー

ページ上部へ戻る